ジャッジガベルと天秤

遺産分割等で揉めたなら

弁護士

専門家の発見方法と依頼

相続とは、被相続人の財産及び債務を相続人が相続することです。民法上は遺言がない場合は法定相続人が法定相続分に従い相続し、その相続分に合うように遺産分割の協議を行い、財産の帰属を確定させます。このような相続事件ですが、平成27年度の「司法統計」によると、調停や家事審判、そして訴訟にまでなった遺産分割事件数は12,615件となっており、相当な数が裁判所に関係した手続の中で処理されています。その件数のうち代理人として弁護士が関与している事件数が9,277件であり、当事者同士の話し合いで解決できず裁判所が関与する手続に移行した場合は、専門的な知識を有する弁護士に依頼する場合が7割以上ということになります。このような状況にあるため、相続について相続人間で財産の帰属や取り分でもめた場合は弁護士に依頼して解決するのが妥当と言えます。では、どのような弁護士に依頼すればよいでしょうか。それは相続専門で取り扱う弁護士に依頼するのが最も適切です。弁護士業務も多岐に分かれており例えば企業法務を専門とする弁護士は相続事案をほとんど取扱いませんので、やはり相続専門で業務を展開している方に依頼するのがよいでしょう。では、どのようにして相続専門という方を見つけるかというと、それぞれ相続専門を掲げる弁護士事務所のホームページを見て連絡するのもよいでしょうし、弁護士会に連絡して聞いてみるのもよいでしょう。その後、相談した上で案件の受注となれば、その弁護士の専門知識を活用して相続問題を解決していくことになります。